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外国人の方の就転職事例

特別養護老人ホームのフルタイムパートで就職したJさん(40代・女性・中国出身)画像はイメージ

Jさんは中国山東省出身です。来日して約10年が経ち、日本人の夫と小学生の娘と3人暮らしをしています。

日本人の配偶者ビザでの滞在ですから、日本での就労制限はありません。娘の手が離れたのと、今後の娘の学費を稼ぐために仕事を探すことにしました。中国人介護職

当初は語学教師として中国語の先生をするつもりでしたが、語学教師はなかなかフルタイムや正社員になって働くのが難しいため、将来的に正社員になれる職場として介護職を選びました。

しかし、約10年滞在していても、まだまだ日本語に不安があります。まして命を預かる介護現場ですから、慎重になりました。

そのため、当方が提案したのはフルタイムパートから初めて、将来的に正社員を目指す流れです。夜勤など1人で勤務することなく仕事を覚えて、将来的に1人立ちできるように企業側と交渉しました。

現在、Jさんは日勤帯のみのフルタイムパートで勤務しています。食事や入浴介助を丁寧にこなし、入居者から頼られる存在になってきました。同僚や上司もJさんの頑張りを認めてくれていますので、毎日の仕事が楽しいと仰ってくれています。

特別養護老人ホームのパートで就職したTさん(30代・女性・フィリピン出身)画像はイメージ

Tさんはフィリピン出身です。フィリピンで日本人と結婚して、来日しました。

永住ビザで滞在しており、子供が二人います。

しかし、結婚後夫とすれ違いが多くなり、離婚することになりました。

そのため、急遽仕事を探す必要ができたのです。フィリピン人介護職

二人の子供は引き取ることにしたため、何とか稼げるようになり、できれば正社員になれる仕事をと、介護職を探し始めました。

フィリピンに帰るつもりはなく、将来的には日本に帰化したいとも考えています。

全く介護未経験で日本語にも不安があったため、当方がご紹介したのは週3回の日勤帯でのパート勤務です。もちろん、将来的に正社員を目指しますが、まずは焦らずに自分に介護の仕事が合っているかどうかを見極めるのも大切です。

現在、Tさんは日勤帯パートで勤務しながら、空いている日は別のアルバイトもしています。初めては言葉もよくわからず、仕事に慣れるのも大変だと仰っていましたが、随分と慣れてきています。

将来的に介護で正職員になったら、別のパートは辞めるつもりです。