厚生労働省の発表によれば、今春の大学生の就職内定率が、2月1日時点で過去最高の91.2%になったようです。
景気回復で企業の採用意欲が高まっているのが、大きな理由です。日本経済全体としては喜ばしいことですが、景気が向上すると採用難になる介護業界にとっては、微妙な感情を持つ方も、少なくないでしょう。
また、景気が向上しているのは大手企業だけで、中小企業は依然として景気回復の余波を受けていないという話もあります。その中で大手企業が賃上げを実施していますので、ますます人材採用が難しくなるといった状況が生まれています。
介護業界も、景気回復したと言われても、介護保険へに財政支出が大きく増加しているわけではありません。介護職員への賃上げも、そう簡単ではありません。
ただでさえ賃金が低いという業界イメージがありますので、ますます業界が敬遠されないことを願いします。
介護業界のメリットは、不景気でも安定して給与が得られるところです。
上記の内定率も、近畿では92.2%です。
特に阪神間の採用は、ますます厳しくなることが予想されます。
当事業所は業界向上、介護施設を利用する高齢者の方のために、良い人材を業界に綱渡ししていくのが使命にしています。
介護職の魅力を、大学生や大卒で転職をお考えの方にも、アピールしていきたいと考えています。