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やりたい仕事ができないと転職するリスク

自分のやりたい仕事がしたいと、転職する方は多いです。

スキルアップや自身の経験値を高めて、向上していく気概を持っているのは大変素晴らしいと思います。

しかし、リスクもあります。

まず、面接の際に「今の職場で本当にできない、将来的にできる見込みがないのですか?また、できるように何か努力しましたか?」と、指摘される可能性があります。

少し突っ込んだ質問をする面接官なら、十分に考えられます。

同じく、転職後に「自分がやりたくない仕事をする部署に異動になったらどうしますか?」と、質問を受ける可能性もあります。

なかなか厳しいですよね?

ですが、現実にあったケースです。

あまりに特定業務にこだわりのある人材は、企業として雇いづらいため、採用すべきでないと考えられる恐れがあります。

また、上記のようにやりたい仕事ができると考えて入職しても、企業に異動はつきものです。

全く想定していなかった部署に、異動になる可能性があります。人事権は企業に委ねられていますから、従う他はありません。

そのため、やりたい仕事の方向性は明確だが、企業は変化するもの、目の前にある仕事を一生懸命にこなして経験を吸収していってくれるような人材が求められています。

初めはやりたくないと思っていた仕事でも、後になって天職になることもあります。経験が後々に活きてくることもあります。

人生は何がどう影響するかわかりませんので、日々の1つ1つの業務を大切にしたいものです。