この数年は、表題事業の開業サポートが非常に多いです。
以前は高齢者福祉分野がメインでしたが、高齢者福祉事業の競争が激化しているため、新たに福祉分野に参入される方の多くが障害者福祉分野に目をつけているためだと思います。
また、子供さんが発達障害や知的障害などで、親御さんが一念発起して事業を立ち上げるケースも増えています。
わが子の行く末のために、自ら親が立ち上がるので、意欲が強いです。
当方のご支援先や他の行政書士やコンサルタントと話をしていると、やはり福祉業界は収益性が高いなという話になります。
営業利益が30%近くや、超えてくる事業は、なかなか他の業界では考えにくいものがあります。
もちろん、グループホームなどは建物などの修繕費等が定期的に必要ですから、いくぶんか利益は減ります。
それでも、有望な事業には違いありません。
政府や自治体の政策変更によって利益が減ることが予想されますが、現時点で参入して、軌道に乗ったら、公的収入以外の柱を立てるとよいでしょう。
公的収入だけに依存すると、改定によっては収益が悪化するためです。
利益率の高いうちに、もしもの時の備えをしておくが、経営の基本です。
やる気のある方は、どんどん良質なサービスを提供する事業を生み出してほしいと思っています。