介護の仕事をしていると、将来のこと、キャリアアップに関すること、入居者や同僚・上司との人間関係などの悩みはつきないものです。
少しくらい気に入らないことがあるからといって、コロコロと簡単に転職するのはいけませんし、自身のキャリアにとって不利になります。
しかし、合わない職場、出勤するのがつらくて仕方がないような勤務先に、我慢して通い続けるのは、あなた自身にとって良いこととは思えません。
居場所が異なると、人は輝けません。全く自身の能力が変わらなくても、環境を変えるだけで輝いた人を、何人も見てきました。
転職のご相談の際に、
- 自分が今抜けたら、現場が回らない
- 残った職員に迷惑がかかってしまう
- 家族を養わなければいけないので、辞められない
- せっかく正社員になれて親が喜んでいるので、退職したら親が悲しむ
以上で悩み、転職活動を躊躇う方がいます。
しかし、あなたが退職した後の現場や残された職員の負担について考えるのは、その職場の管理職ですし、他の職員のために自身の人生を犠牲にする必要はありません。
もちろん、最低限の配慮は必要ですが、あくまで自分の人生を生きることが肝心です。
家族を養わなければいけない方はその通りですが、この先の人生をずっと不本意に生きていくとすれば、それを見ている家族もつらいのではないかと思います。親が嫌々仕事に行く姿を見て育った子供が、将来自身の仕事に希望を持てるとも思えません。それよりも、介護・看護の仕事は素晴らしいと、胸を張って出勤する親の姿を見せてあげるほうが、良いと考えます。
毎日をモンモンとした気分で過ごしながら働くより、仕事を心から楽しみ、やりがいを持って働く人生を選んでほしいと、当事業所は願っております。