転職活動の際に筆記試験や適性試験のある企業もありますが、医療福祉業界では面接のみという企業が多いです。対人援助サービスですから、人柄が最重要視されています。
転職面接において、必ず聞かれる質問があります。
必ず聞かれるのですから、ある程度の準備をしておいたほうが採用されやすいのは間違いありません。
以下、代表的な質問を記載します。
- これまでの職歴・実績(どのような業務を行い、実績を挙げてきたか。部下を率いた経験など)
- 退職の理由(前向きな理由を考えておくようにしてください。転職が複数回に及ぶようであれば、それらの理由についても)
- 志望の理由(当該企業を志望する理由。使いまわしできるような理由ではなく、企業に合わせたもの。企業をよく研究している姿勢・情熱は、面接担当者に伝わります)
- 将来の展望(転職後にやりたい仕事、就きたいポストなど。将来的なキャリアや資格取得についても語れるとよいでしょう)
- 自分の長所・短所(自己PRと同義です。長所については実例を絡めてアピールします。短所は正直に話すのではなく、短所ではあるけれど逆に考えれば長所になり得るようなポイントをあげます)
回答をあらかじめ準備している人と、そうでない人とでは面接において差が出ます。
当日になって初めて回答を考えているようでは、言葉に詰まったり、言葉足らすになります。
できる努力をしておけるかどうかも、企業側は見ています。