高齢の方に聞くと、介護職は女性というイメージがまだまだありますが、若い方はそうは考えていません。
男性の介護職は増えていますし、看護師についても男性が見られるようになってきました。
ではなぜ、介護職は女性が有利と言われるのでしょうか?
前提として、性差別の話ではありませんので、誤解のないようにお願いします。
・入居者、利用者の8割~9割が女性だから
介護サービスの利用者の割合が、圧倒的に女性が多いために、女性職員が多く必要です。
介護は原則として同性介助ですから、女性の排泄や入浴介助は女性職員が行います。そのため、女性職員の割合を多くしなければ、サービスが円滑に回りません。
不思議なもので、男性利用者は女性介護職のケアを受けるのに抵抗はないケースが多いのですが、女性は男性介護職のケアに抵抗を見せるケースが多いです。
特に、入浴や排泄介助です。
・女性のほうが家事に長けているから
介護現場は食事の配膳や洗濯、タンス整理といった家事に関する周辺業務のようなものがあります。
概ね直接介護以外は外注していく方針の事業者が多いですが、全くゼロというわけにはいきません。
そのために、家事に長けている女性は重宝されます。
もちろん個人差がありますので、男性でも家事に長けていて料理も非常に上手な方はいらっしゃいます。
ただ、まだまだ女性のほうが家事に長けている傾向はらうように思います。
以上の点で女性が有利な傾向はあります。
女性が就職しやすいのは、前者の配置割合によるものが大きいですが、正社員を考えているなら女性は介護職が狙い目なのは、間違いありません。