人手不足が深刻化しているため、政府は外国人労働者の就労を広げることを検討し始めました。
介護分野はについても検討対象になっており、今後の動向が気になります。
具体的には、介護や農業、運輸など人手不足が顕著な分野について議論を進めます。
高齢化・少子化が進む我が国ですから、外国人の方の活躍を期待したいところですが、同時に日本の雇用の流動化の促進にも目を向けてほしいと考えています。
というのも、改善されてきたとはいえ、まだまだ40代、50代など年齢を重ねた労働者の転職活動は厳しいものです。働き盛りで家庭を支えなければならない世代が不本意に派遣社員やパートで生計を立てている状況が、多くあります。
それらの方々の離職理由はさまざまですが、倒産や業績不振のリストラなどで本人に何ら責めがない場合も多いです。
そのような方が生計を立てられるような転職ができるような政策の検討も、進める必要があります。
人材紹介業者として、常日頃感じています。