在留資格「介護」の創設により、介護福祉士養成専門学校や大学への外国人留学生の入学が増加しています。
今春では、約6千人の入学者総数の内、約1千人が外国人留学生でした。
6人に1人が、外国人留学生です。
将来的に現場も、外国人スタッフの割合が増加していくでしょう。
それで人員を賄えればまだいいですが、そもそも日本人スタッフの増加も必要です。
待遇改善、ワークライフバランスなど日本人からも魅力のある業界にしていかなければ、業界自体が危機に陥ります。
アベノミクスで好景気になったと雖も、一部の大企業や業界のみだと感じています。
しかも都市部であり、地方は取り残された感があります。
大きな箱もの作りに税金などが投入されていますが、介護など大きな利益を生まない業界までは恩恵が回ってきません。
日本はものづくり大国といえばそれまでですが、介護の問題は国民全体の課題です。