報道で、ポーラ化粧品が定年制を撤廃すると目にしました。化粧品(医薬品?)業界では、ファンケルも定年制を無くし、やる気と能力があれば年齢が関係なく働ける仕組みを構築しています。
医療福祉の業界ではと言えば、やはり年齢を気にしないという事業者が増えている傾向にあります。
慢性的な人手不足に加えて、都市部では介護施設の乱立傾向があります。
景気が上向き介護職の成り手が不足している上に、近隣の介護施設と人材の奪い合いになっている状況もあります。
先日も、78歳の女性を介護事業所にご紹介しました。
その方は前の施設を年齢で退職せざるを得なかったのですが、気力・体力ともに十分でした。
もちろん、20代、30代と同じというわけにはいきませんが、そこは適材適所です。
新しい職場では、若い職員の補佐的業務を主に、後進の指導にも当たり、施設で重宝がられています。
医療福祉業界でも生涯現役が当たり前の時代が、迫っているように思います。