概ね一般企業の有給休暇の年間取得日数の平均は、8~10日と言われています。
介護の現場は有給休暇など休暇が取りにくいと噂されていますが、果たして本当でしょうか?
有給休暇については、企業規模が大きいほど取得率が高く、中小企業になると取得率が下がります。
業界の問題というよりは、医療福祉業界は小規模経営が多いために、取得率が低い面があります。
業界的にも取得率が低い傾向にはあります。
といっても、運輸や教育、小売などの業界も取得率が低く、医療福祉だけが飛びぬけてという状況ではありません。
ただし、やはり施設系サービスは24時間365日の交代シフト勤務ですから、取得し難い面はあります。
もっとも、最近では働きやすい職場作りに取り組んでいる事業所も多くなっています。
有給も年間取得目標を定めて計画的に従業員に消化させていきます。
産休や育休も取得できるように代替パートなどを雇用して、働くお母さんやシングルマザーの方が子育てしながら長く働ける場も増えてきました。
一部、過酷な労働環境の職場も残っていますが、業界的に改善が進んでいます。