労働組合「日本介護クラフトユニオン」のアンケート調査結果によれば、介護現場で利用者やその家族からセクハラを受けた経験があると答えた職員は約3割に上るようです。
アンケート自体は1000人程度からの回答結果です。
また、セクハラの種類も、言葉や視線を向ける、接触するとさまざまです。
どんな態様であってもセクハラはいけませんし、それによって介護現場から優秀な人材が流出する状況があってはなりません。
特に、ヘルパーや施設の夜勤帯では、利用者と職員が1対1になる状況が生まれます。
想定される状況を鑑みて、いかにセクハラを予防し、いざ起こった場合にどのように職員を守るのかを、事業者は考えておかなければいけません。
利用者の人権尊重はもちろんですが、働く職員の人権も大切にする必要があります。