介護職等福祉業界への就職・転職、独立起業をお考えなら、一歩踏み出してください。きっとやりがいが、見つかります。

面接で答えにくい質問をされたら

先日のご相談であったのですが、採用面接時に何とも回答のしにくい質問をいくつかされたようです。

差別につながるような質問には答えなくても構いません。ですが、どうしても入社したい会社であれば、面接官に不快を与えないように、丁寧に対応する必要はあります。

というのも、最近は労働法令が厳しくなり、労基署の指導や周知が常々事業者にありますので、企業の人事部もそれなりに労働法令に神経を使うようになってはいます。

しかし、人によっては今の時代では違反であっても、昔は許されていたとのことで、悪気なく質問をする人はいます。会話の流れで、自然に出てくる質問もあるでしょう。

応募者側の対応としては、はっきりと「答えられません」で構いません。

本当にわからない、あいまいな事柄であれば、「申し訳ありませんが、存じ上げません」などで良いでしょう。

採用面接はともすれば、事業者側の立場が上に思われがちで、実際に採用してやる立場である旨を表に出す事業者もいます。

今時、圧迫面接を行う事業者も、論外です。

そういう事業者に入ってもまず長続きしませんので、落ちてもいいので、はっきりと受け答えするようにしてください。無理して採用されても、たいていは幸せにはなれません。

転職を何度も重ねるのは基本的に不利ですから、自分自身が一生働けそうな会社かどうかを、十分に見極めて入職を決められるべきです。

最終的には入職してみなければわからないことが多いのですが、事前情報から読み取れる部分もけっこうあります。