採用面接の際は緊張するものですが、その中でも周囲に配慮できる人の評価は高くなります。
特に、面接が複数の面接官が同席して行われているような場合です。
複数の面接官による面接において、応募者が1人の面接官ばかりに視線を向けて話をしているのは、少し問題です。
応対している面接官以外にも視線を向け、周囲に配慮をしている面を見せるほうがベターです。
他の面接官にも自分を理解してほしいという気持ちを、伝えるのです。
それだけで、応募者はコミュニケーション能力があると看做される場合もあります。対人援助職である介護・看護の業界ですから、コミュニケーション能力は非常に重視されます。
個の力ではなく、チーム・組織力で仕事を進めていく職場ですから、当然です。
ただし、面接で緊張し過ぎてしまうような方は、気にし過ぎて本来の応対ができなくなってもダメです。周囲に配慮できればベターとしているのは、そこまで余裕がない方については無理していけないという意味です。
また、職場案内などの際にも、応対した職員や入居者たちに気配りができれば、言うことはありません。
場の空気が読め、周囲に気配りができ、チームで上手く仕事ができる方は、どこの企業でも欲しいものです。