転職面接の最後に、「将来あなたはどうなっていたいですか?」など、将来ビジョンを聞かれることがあります。
言い換えれば、どうキャリアを積んで、どのような人材になっていたいかです。突然聞かれても、ある程度回答を準備しておかないと口ごもる可能性があります。
なぜなら、企業側としてはせっかく費用と時間を掛けて採用するのですから、長く働いてほしいですし、将来のビジョンをしっかりと持って、積極的に勤務してくれる人を、何より求めています。
新卒や20代半ばくらいまでなら、明るくて元気があれば採用されるかもしれませんが、転職市場はそうはいきません。
採用後に企業にどう貢献できるのか、将来的にもどのように貢献していけるのかが問われます。
また、将来ビジョンがしっかりと決まっていたら、転職活動の企業選びにブレません。
給与など待遇や地位に惑わされることなく、自身のキャリアを高めていく方向性が決まっていますので、転職に成功しやすくなります。
年齢を重ねて会社のお荷物になるのではなく、定年近くになっても活躍でき、定年後も会社に残ってほしいと言われるような人材でありたいものです。
つまりは、向上心のない、成長しない人材は、起業は必要としてないのが現実です。