転職活動の結果、選考された場合の入社承諾の意思はすみやかに行うべきです。
「家族と話し合ってから返事します」
「考えさせていただけますか?」
という人がいますが、考えるにしても1~2日程度にするべきです。
企業側が求めるのは、喜んで自社に入社してくれる人材です。内定を出した相手がなかなか入社を承諾しなければ、「入社意欲が弱いのでは」「他社に入社するのでは?」
と勘繰られてしまいます。
企業に情熱・やる気を見せるためにも、決断は早く行ってください。
また、一旦入社承諾したら、中途採用では内定辞退はご法度になります。
中途採用の内定は、新卒のように企業側から来てほしい旨のオファーという感覚ではなく、雇用契約を交わしたのと同様の重みがあります。
企業は内定が受託された後、すべての転職エージェントに採用活動中止を通達し、ハローワークなどの求人を取り下げます。他の候補者にも断りの連絡を入れています。
その後に内定辞退があると、企業は全ての採用活動をもう一度再開しなければなりませんので、時間とコストの大きなロスを強いられます。
内定辞退をすると、転職エージェントの業界でブラックリストにのりますし、希望した業界で悪評が立つ可能性も否定できません。自身の信用にも関わります。
多方面に禍根を残しますので、内定辞退はくれぐれも行わないようにしてください。