離職後、一定の条件を満たして再就職すれば、雇用保険から手当が支給される場合があります。
政策については随時変更がありますが、その都度、自身が使用できるものを見極めて活用されたほうがよいでしょう。
再就職の各種手当は、求職者の再就職意欲を喚起し、積極的に労働することを奨励するために設けられています。
○再就職手当について
もっとも馴染みがあるのが、この再就職手当でしょう。
支給要件としては、
- 1年以上の雇用が確実と認められる職業に就いたこと、事業を開始したこと・・・つまり、独立起業をしても支給される可能性があります。
- 離職前の事業主に、再雇用されていないこと
- 求職の申し込みより前に、採用が内定していないこと
- 待期期間経過後に就職したこと
- 一定の基本手当の支給日数が残っていること
以上のような条件と、さらに細かい条件も定められています。
その他、
l 就業手当・・・アルバイトをした場合に支給される
l 常用就職支度手当・・・就職困難者が再就職した場合に支給される
l 移転費・・・受給資格者が通勤圏外の地域に就職した場合の引越代
l 広域求職活動費・・・受給資格者が通勤圏外の地域で求職活動した場合の活動費
以上のような手当がありますので、該当しそうなものがあればハローワークで確認してください。